- 2008-12-23 (火) 13:30
- 授業風景
こんにちは。![]()
小学校受験でおなじみの
「受験対話」総合研究所の平野伸明です。
今日のタイトル、とても魅力的でしょう。
でも、いつものように、「受験対話」流の切り口で、お話しますね。
を希望するお母さま方に話を聞くと、
「神から与えられた命だから、自己中心的でなく、自分のことと同じように、
周りの人たちのことも大切にして、そして、感謝の心が大切だと思っています」
「人のために、人の役に立つことをしていくことが大事だと考えています」
というようなことを、サラッと、話される方が多いのです。
聖心女子学院、立教女学院、白百合学園という学校の特色を考えると、
このような気持ちを持ち続けることは大事なのですが…。
■散歩
このような話を聞いた後には、お母さま方と散歩に出かけます。
「受験対話」から、3分くらい歩くと、
『関口芭蕉庵』があります。
ここは、俳人松尾芭蕉が、神田川の改修工事監修のために
1677年から4年間住んでいたところです。
豊かな水をたたえる、ひょうたん池の横には、
芭蕉二百八十回忌にたてられた、
「古池や蛙飛込む水のおと」の句碑もあり、
芭蕉がいた当時を想像させる芭蕉(いやいや場所)です。
私は、芭蕉庵を散歩しながら、よく、次のようなお話をします。
松の事は松に習へ、
竹の事は竹に習へ
この言葉は、
芭蕉の俳諧の理念を語るものとして、
伝えられています。
ただし、この言葉について芭蕉自身の説明はなく、
文献によると、芭蕉の弟子たちは、つぎのように解釈しているそうです。
「私意を離れよ」と。
つまり、竹とか、松は、自然の象徴なのでしょう。
その自然と、自分を分けて、自然を対象物として見ている限り、
けっして、自然の真髄を、とらえることはできない。
自然と向き合うということは、自然と自分が一体化することなのだ、と。
私意を離れ、自分を無にして、自然と同化する精神の大切さを
言っているのではないかということです。
これは、日本の美学の根本精神ですね。
でも、これが、なかなか難しい。
ですから、お母さま方がおっしゃる、
「自己中心的でなく、自分のことと同じように、
周りの人たちのことも大切にする」
「人の役に立つことをしていくことが大事だと考えています」
というのも、なかなか、たいへんなことなのです。
芭蕉さんも歩いたであろう庭を、プラプラと散歩しながら、
そんなことを、お母さま方と一緒に考えてみるのです。
■「女子高生が選んだ2008年重大ニュース!」
話はポンと、飛びますが、
昨日、「女子高生が選ぶ、2008年重大ニュース」が発表されました。
1位は、なんと、「総理大臣が、コロコロ入れ替わる!」ことでした。
政治家には、「私意を離れ、自分を無にして、国民と一体化してほしい」と、
女子高生も願っているのかもしれませんね。
ということで、話はそれてしまいましたが、
小学校受験を考えているお母さまには、
この受験を通して、
お子さんといっしょに、ご自身も、
どれだけ成長できるのかを楽しめるような
余裕を持っていただきたいのです。
余裕があると、自分を客観的に見ることができますから、
受験もうまくいくのです! ぜひ、ぜひ!
年中さんのための小学校受験対策講座:「受験対話」総合研究所
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