プラソンとベルポーの話。
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「あの峠を越えれば、ビクトリアの街に着くはずだ」
プラソンは金髪を風になびかせながら、ベルポーを振り返った。
「そうみたいね」
ベルポーは大剣を持ち直すと、再び歩き出した。
今は冬。日に日に寒さを増し、風は夜の気配を纏い、次第に冷たくなっていく。
夜が来る前に一晩寒さをしのげる場所を探す必要があった。
「ビクトリアの街まではあと半日くらいでつけるかしら?」
ベルポーはプラソンを見上げて問いかける。
「いや、あと1日半はかかるだろう。下手をすれば、2日はかかる」
「2日も……」
「どうした?」
「いや、長い間風呂にも入っていなかったから、早く湯船に浸かりたいなって思ったのよ」
「まぁ、この寒さでは水浴びというわけにはいかないからな」
プラソンはそう言うと、ふと足を止めた。
「見てみろ」
プラソンに言われ、ベルポーが目を凝らすと前方に湯気が立っているのが見えた。
「あれは……?」
「温泉だろう」
「ホントに?」
ベルポーは嬉しそうに温泉とおぼしき場所へと駆け寄っていく。
プラソンもそれに続いた。彼らの前には静かに湧き出る温泉があった。
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つづく・・・のか・・w!?
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