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停止 のアーカイブ

おはようプラソン君、任務停止

黒いスーツにサングラス。あたりに目を配りながら男はコインロッカーから取り出したディスクをセットした。今回の任務の詳細が伝えられる事になっている。
『おはようプラソン君。君の使命だが、ある人物に重大な命令を伝える事にある。重大な命令とは、ある秘密諜報部員に対する任務停止命令である。・・・』
秘密諜報部員コードネーム「プラソン」は、突然任務停止の指令を伝えるという任務を与えられた。要するにリストラである。
どの業界も今は厳しい。事業仕分けのあおりは、秘密諜報部員にも影響を与えていた。
突然の解雇通知をターゲットに伝えなければならない。状況に唖然としながらも、コードネーム「プラソン」は、平静を装っていた。今までの任務はことごとく失敗していたが、この任務は成功させたかった。「・・・では、そのターゲットの情報だ」ディスクから呼び出されたのは、紛れもなく彼の情報だった。「何もこんな形で伝えなくても」と、やるせなさを感じていたが、最後に任務を成功できると言う喜びも感じていた。

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